第3章 HBD 愛すべきツインズ《番外編》
〈 おまけ 〉
「……なあ、さっきマネ俺らに生まれてきてくれてありがとうって言うてなかった?」
「言うてたな……」
「「何なんあいつ…可愛すぎやろ……」」
片付けをしているマネージャーに駆け寄った。
「お前もかわええとこあるな!」
『…はい、?』
そう言って頭をぽんぽんする侑。
「そんなに俺らが生まれてきて、嬉しかったんやな」
『…ちょ、ひゃあ、っ!』
細腰を掴み寄せ、後ろから抱え込む治。
『……え?どうしたの…2人とも…?』
「恥ずかしがらんでええて。」
「素直になりや。」
そう言って、マネージャーへの可愛がり方はエスカレート。
『……ま、待ってっ!そんな、!』
顔を真っ赤にして抵抗しても、圧倒的な体格差に敵うはずもなく。
結局、
「北さーーん、双子がマネージャーにセクハラしてまーす」
「ちょお、っ!角名ァ!!」
通りすがりの角名に救出してもらいましたとさ。
【 番外編 完結 】