第2章 次なるミゼラブル《角名倫太郎》
深くまで腰を送ると、華奢な背中がしなやかに反らされた。
男にはないその曲線を見ていると、強豪の敏腕マネージャーとの呼び声高い穂花も女子なんだなと実感する。
俺によってすっかりぐずぐずに溶かされていた穂花は、もう抵抗することはなく、与えられる快楽を大人しく享受していた。
『ひゃッ、ぁん!…んんっ、!』
細い腰を掴み上げ、後ろから揺さぶってやると甘い声で啼く穂花。
バツバツと腰を打ちつけると、瑞々しい桃のような尻が俺の動きに合わせて揺れる。
えっろいなぁ、
好奇心で尻たぶを叩くと、バチンと乾いた音が響いた。
『ひぃ、んッ!』
上がった悲鳴と共に、ナカが収斂してキツく締まった。
ああ、たまんない
その反応が可愛くて、ケツが紅くなるまでたっぷりと虐めてやった。
後ろから責めるのは、犯している感じがして興奮が煽られる。
何より半端に脱がした服から覗く白い肌がどうしようもなく官能的だ。
「着たまま、っていうのもエロくていいね」
そういって、乱されたシャツからこぼれる双丘に手を添わせ、やわやわと揉みしだく。
『…っふぅ、ッ………はぁ、っ…』
「気持ちイイ?"穂花"」
俺の下で、快楽に呑まれている様子のマネージャーに問いかける。
さっきからだらしない声を漏らすばかりで、俺の声など耳に入っていないようだった。
もっと虐めたい。
本能的なその思いが心を埋め尽くした。