第1章 始まりのナイトメア《宮侑》
穂花が泣いているのも構わず、俺は律動を開始する。
『ぁっ…ぁあッ…!』
「あーあ、穂花のハジメテ、俺が奪ってしまったなぁ。
他の男に汚された奴なんて、北さんは相手にせんやろな。」
カラダを欲が滾る肉棒で、ココロを鋭い言葉で同時に虐めてやる。
「はじめてやし、優しくしたろ思てたのになあ。
お前が悪いんやで。
俺と楽しんでんのに北さんの名前なんて呼ぶからや。
今は俺のことだけ見とき。」
絶望した顔で涙をハラハラと流す穂花、ほんまにかわええなあ。
目尻に口付け、溢れ落ちる雫を舐めとる。
それ以降は自分の好きなように、キモチよくなることだけを考えて穂花に腰を打ちつけた。
抽送を続けていると、だんだん慣れてきて痛みから快感へと変わってきたのか、悲痛な声ではなく甘い嬌声が聞こえ始めた。
『ひゃぁッ……あんッ……あぁッ……!』
もう放心状態だったが、カラダは素直なようで。
ある一点を擦ると身体が大きく跳ねた。
見つけたで。
発見した穂花のイイ場所を狙って責めてやると、一層甘ったるい声で啼いた。
『やぁぁあッ…!そこ、、だめぇッ…!』