第1章 始まりのナイトメア《宮侑》
涙を浮かべながら必死に首を横に振って否定する穂花。
あかんわぁ、こんなん虐めたなるやんか。
止め処なく蜜を溢れさせている花弁の奥に指を一本進入させる。
『んッ、ゃぁあッ、、!』
未だ何者も受け入れたことのないソコは驚くほどキツくて。
初めて異物の侵入を受けた痛みなのか、はたまた生理的な刺激からくるものか、さっきよりも大粒の涙を溢れさせとる。
「穂花、力抜きや。せやないと、もっと痛なってしまうで。』
指で隠路を拡げながら、少しでも意識を逸らす手助けをしてやろうと、先程よりも深く激しい口付けを落とす。
その間に、少し解れてきたナカに差し込む指を一本増やした。
『んんぅ、ッ、、はぁッ、、』
激しいキスに翻弄されてか、ナカへの刺激が痛みから変化したのかはわからんが、穂花の口から艶やかな声が漏れる。
心なしかさっきよりも蜜が多く溢れ出とる。
ああ、もっと俺の手で乱れるコイツが見たいわ。
むくむくと湧き上がる汚い欲望に突き動かされ、俺は蜜壺への指をさらに増やし、ナカでそれぞれの指をバラバラと独立させて動かした。
空いている親指で肉芽をいたぶるのも忘れずに。
『んんんんんぁぁッ、!』
唇は塞がれているにもかかわらず、その下で甘い悲鳴をあげる穂花。
まだまだこんなもんじゃ終わらへんで。
無意識に、俺の口元は弧を描いていた。