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闇・色
第3章 サキの術・少年時代1
かかし少年 サイド
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目が覚めると、いつもとは違う。
なんだかとっても不思議な夢だった。
夢?
だったのか?
たとえ夢だとしても鮮明だった。
そして、心はなんだかあったかくて、軽い。
「サキ…」
空っぽになった布団が隣にしいてある。
間違いなくサキはいた。
夢ではない。
でも、サキがいった特別な時間が終わったのだと俺は悟った。
短い短い、特別な時間…
それにより俺は少し変わった気がした______
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