• テキストサイズ

戦国怪奇譚

第5章 天守閣


軍議のあと
やっと膝から開放された来実に
「後で光秀と天守に来い」
と告げて出ていった信長


「はぁぁーーー疲れた」
来実は部屋に戻り
ぐでっと机のような場所に
顔を突っ伏した
(信玄様たちの事話しちゃったこと
 佐助君に謝らないとな…
 でも佐助君の事は話さずに済んで
 良かった)
「着物も慣れないなぁ…」
(着物なんてスタジオア○ス以来だし
 次着るのは成人式の振り袖だと
 思ってたのに…)
「着物については詳しくないけど
 これ相当良いものじゃ…」
よくよく見ると細かい桜の刺繍に
淡い桜色が広がる着物
肌触りがよく馴染んでいた
「これもお礼言わないと…
 一度助けただけなのになぁ
 大袈裟だよ」
/ 371ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp