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戦国怪奇譚

第28章 巡り会い




「!?」

「お前に会えて良かった」
「っ」
(何でそんなに優しい声なの?)

「巡り会ってまた会うとはな
……来実、お前との約束は
必ず果たす」
「約…束…?」
「その時に迎えに行く
待っていろ」

背中にまわされた腕が遠のく
そのまま帰蝶は部屋を出ていった


(私あの温もりを知ってる気がする…)
抱きしめられた感触が残った
身体をキュッと縮こませた


「逃げなきゃ…
皆が来てるきっと…」
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