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戦国怪奇譚

第27章 決意



「ふん、…まぁお前の
怯えた顔は嫌いじゃねぇな」
すぐにニヤッと不敵に笑う

(悪趣味…
私どうすればいいの?)

だんだん手足から感覚が無くなっていく

(色々…あり過ぎて限界かもしれない)


来実だってまだ17歳の高校生なのだ
たくさんの事件に巻き込まれて
今にも全てを投げ出したい気分だった


小田原城では小太郎がいた
約束があった
だから頑張れた
幸もいた
皆が来てくれた
たから信じて待っていられた



(でも今は…)


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