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戦国怪奇譚

第22章 春日山城


一斉に来実の方を見た

「え?何ですかその顔」
「お前…本気で知らねーのか?」
「知らないから聞いてるんでしょ?」
次は皆が絶句する

「そういえば
 信長様もそんなこと言ってたけど
 教えてもらえなかったんですよね」
「……信長に初めて同情したよ」
「はい?」
「来実、知らなくていいと
 言いたいところだが
 知らないままだと不安だ
 兼続」
「…来実耳をかせ」
「?はい」

兼続の言葉を耳元で聞き取る
知らない単語が出てきて戸惑うが
何となく意味を理解し
顔が赤くなっていく来実
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