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戦国怪奇譚

第22章 春日山城


ゴクリ
「理由は…?」
「信長への嫌がらせだ」
「……へっ?」
一気に肩の力が抜けた
(い、嫌がらせ?なんの?)
?を浮かべる来実に笑う信玄
「もう一つは気まぐれ…だな」
「き、気まぐれ…?」
「謙信の病気がなー」
「え!?謙信様病気なんですか?」
心配そんな目で謙信を見ると
「誰が病気だ斬るぞ」
「違うんですか?良かった」
「なーに、コイツは戦病なだけだ」
「戦病?」
「戦しないと刀を振り回したり
 斬りかかったりするんだ」
「物騒な病気ですね…」
(というかその病気
 周りの人の方が大変そう)
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