• テキストサイズ

戦国怪奇譚

第16章 小田原城


「失礼します
 来実姫様をお連れしました」


「…入れ」
その声を合図に襖を開かれる


来実は出来るだけ
下を向いていた


「…成程
 天女と詠われるだけは
 ある…顔をあげよ」
「……。」
(どうしてこの人も天女呼びなの?)
顔を上げると思ったよりも
若く整った顔立ちをしていた
(もっとおじいさんかと思ってたのに)

/ 371ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp