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戦国怪奇譚
第14章 影
「…そうですね
名乗っておきましょうか
私の名は風魔一族が頭首
風魔小太郎」
「……風魔小太郎…?」
(…忍者アニメ出てきてた人だ!
確かすごく強くて…
って馬鹿それどころじゃ無いのにっ)
「ふふ…姫様は表情が豊かで
いらっしゃる
蘭丸殿が守りたくなるのも
わかりますね」
また一歩近づく
「それ以上近づいたら
次は手裏剣投げますよ!!」
(どうしよう煙玉を使う?
でも私じゃ蘭丸君を運べないし…)
「…それは困りますね
仕方ありません」
フワッ
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