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戦国怪奇譚

第14章 影


「蘭丸君!!」
「うっ…」
(…毒かっ身体が動かない)
蘭丸はその場に倒れ込んだ
男が近づいてくる

「…来実様逃げて……」
意識が朦朧とする蘭丸
その様子を見て
ぶんぶんと左右に首を降る

「来ないであっち行って!
 蘭丸君に手を出さないで!!」
必死に佐助に貰った薪菱を投げる
「…!可愛い抵抗ですね」
くすくすと笑う
「…貴方誰なんですか!
 何でこんなことっ」

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