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【アイナナ】一筋の光【ユキモモ】

第4章 ユキの問題


百「お疲れ様でしたー!」


俺は元気よくスタジオを後にした

今日も仕事を終えてあとは帰宅するだけ!

ダーリンに会える〜♪

俺は軽い足取りで楽屋に入って着替えた


百「最近また温かくなってきたし薄着にしようかな。」


俺は着替え終えてから荷物をまとめて楽屋を出た

今日もらったお菓子美味しかったな〜

帰りにももりん買って帰ろうかな

そんなことを考えながら車に乗り込んだ

車に乗ってから俺はユキと住んでいるマンションへ向かった

マンションに到着してから車を停めて部屋まで歩いた

ここまで来ると一気にユキのことを考える

今頃ユキは料理作って待ってるんだろうな〜

ユキと住んでいる部屋のドアを鍵で開けて中に入った


百「ただいま〜!ダーリン!」


返事がない…

いつもならおかえりって来てくれるんだけど

俺はリビングに行ってみるとユキがいなかった

料理も作ってないからお買い物かなと思った

俺がある部屋を通りかかった時だった


千「違う…!こうじゃない…!」


ユキの声だ

この部屋はユキのプライベート部屋だ

ユキは作曲する時はこの部屋に閉じこもっている

今日はオフをもらっていて一日中ここにいるはずでいつもならこの時間には切り上げている

俺はユキの部屋のドアをノックした


百「ユキ?ただいま。」


そう言うとユキがドアを開けた

ユキ…疲れた顔してる


千「おかえり。ごめん、ご飯作り忘れた…」

百「大丈夫だよ!」


作曲に手間取っているようだ

ユキが作曲に対して手間取っているのはたまに見かけている

だけどここまでは行かなかった

いつも俺の顔を見ると思いついた様子で作曲してくれる

なのに今回は思いついた顔をしない

それよりも俺の顔を見ようとしない


千「今から作るね。何食べたい?」

百「ん〜、お肉料理!」

千「いいね。最近食べてなかったし。モモ先にお風呂入っておいで。」

百「うん。」


やっぱり俺をいつもよりも見てくれない

俺の顔を見ることを避けている感じがした

俺なにかしたっけ…

ユキみたいにデリカシーないことはしてないんだけど

お風呂を入り終えてから俺が戻ってくるとユキがブツブツなにか言ってた


千「どうすればいいんだ…」

百「…………」


ユキ…もしかして…

スランプ!?
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