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蒼き龍の逝きる意味

第8章 遊郭編


<善逸side>

宇髄「いいか?俺は神だ!
お前らは塵だ!まず最初はそれをしっかりと
頭に叩き込め!!ねじ込め!!

俺が犬になれと言ったら犬になり
猿になれと言ったら猿になれ!!
猫背で揉み手をしながら俺の機嫌を

常に伺い(・・・・)全身全霊でへつらうのだ!」

凄い勢いで喋る目の前の男。
何言ってるのかも分かんない、つか分かりたくねぇ。

宇髄「そしてもう一度言う!俺は神だ!!」

ドヤ顔で決める目の前の男。

善逸「(やべぇ奴だ…)」

心の中でめちゃくちゃ引いた。
炭治郎達もきっと引いて……

炭治郎「《バビッ》具体的には何を司る神ですか?」

善逸「(とんでもねぇ奴だ…)(引」

そんな炭治郎の質問に気を良くしたのか
目の前のやべぇ奴はニヤッと笑った。

宇髄「いい質問だ。お前は見込みがある。」

善逸「(アホの質問だよ。見込みなしだろ。)」

そんでもって、やべぇ奴がなんて答えるかと
思ったら……

宇髄「派手を司る神…祭りの神だ!」

予想してたよりアホなことを言って返してきた。

善逸「(アホだな。アホを司ってるな。
間違いなく…。)」

ツッコむのが疲れてきた…。
なんなのこいつら…。

伊之助「俺は山の王だ。よろしくな祭りの神。」

伊之助がそう言うとシン…と静かになった。
目の前のやべぇ奴はなんて言うだろ……

宇髄「何言ってんだお前…。
気持ち悪い奴だな。(引」

凄く引いたような顔でやべぇ奴は伊之助を見た。

善逸「(いやアンタとどっこいどっこいだろ!!
引くんだ!?)」

余りの衝撃にまたツッコんでしまう。
どう考えたってアンタも同じよ!?!?

善逸「(同じような次元に住んでる奴に対しては
嫌悪感あんだな…。)」

そう思わざるを得ない祭りの神だとかいう奴は
引いていた。
これで話が進むか…??

そう思っていると焰さんが口を開いた。

焰「アホみたいな事を言い合っていないで
さっさと案内しろ、音柱。」

するとすぐに祭りの神は噛み付いた。
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