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明日も君の隣で【twst】

第4章 未来なんて【ジェイ監】※微裏(裏)


「…失礼しま…!」

「ジェイド!!」

「…おや。見つかりました。ユウさん」

「…?」

「……先生、」

「分かっている。仔犬、ジェイド、こちらへ。そっちの2人は今日は帰れ」

「えぇ!?嘘でしょ先生!?」

「いいか。ステイだ」

「ちぇっ…」




私たちは奥にあるクルーウェル先生の休憩室のような所に案内された。



「そこに座れ」

「はーい」

「…」

「早速だがジェイド。お前はユウに何かの魔法を掛けたか?」

「………ええ」

「どんな魔法だ」

「痛みや不安を落ち着けるようなものです」

「Bad boy.それは違うだろう。…本当は記憶を消すようなものじゃ無いのか」

「少し違いますね。………辛いことを忘れる、ものです」

「なぜそんなまじないを掛けた?仔犬に何の得がある」

「…………いえ、特には」

「仔犬、お前も今日は帰るんだ」

「え…、はい」





なぜか会話の途中で追い出され、とぼとぼと帰る。



その途中、誰かに声を掛けられたけど誰か分からなかった。


まるで、私がこの世界の人じゃ無いみたいに。


今までの記憶が嘘だと思わざるを得ないぐらいに、


記憶が不透明だった。
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