第8章 購買部で働きます
──深夜──
静まり返ったオンボロ寮
はコソッと部屋を出て、包帯を巻いた優の足を見ると、腫れは引いていて熱も無い
『(これなら朝には治る)良かった』
新しい湿布を貼るとクルクルと包帯を巻いていく
ユウ「…ん…」
『(起こしたかな?)』
コソッと見るがスースーと寝息を立てていた
それに安堵したは1階に降りていく
足音一つ立てず
ゴースト「どうしたんだい?」
ゴースト「眠れないのかい?」
ゴースト「明日も学校だろう?大丈夫なのかい?」
はゴーストの問い掛けに頷くと、深くソファーに座る
いつもピシッとしているのこんな姿は珍しい