第2章 Prolog
『グリム付いてるよ』
グリムの頬に付いたパンくずを取る
グリム「ふな?ありがとうだゾ!」
ニコニコと笑うグリムは可愛い
『ほら、優も』
優「!……ありがとう…」
2人の頭を撫でてパンを齧る
ピロンと着信音
『ん?…あ、サムさん』
サム【Good morning!小鬼ちゃん!ツナ缶大量に入手したよ!】
『有難い』
私は素早くありがとうございますと送り返す
ツナ缶大好きグリムに少々手を焼いているが、安くもしてもらえるから嬉しい
ただやはり何処かでバイトをしないといけない
サムさんの所で働けないかな…モストロ・ラウンジでもいいけど…