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【ツイステ】私は…?【R18】

第3章 ほら、僕の色に染まりなよ〜進展〜【リドル】


コンコンッ
「まだ眠い…」

「早く起きて、学校の時間だよ」

「ん…はっ!」

私は目を覚ました。
その横にはベッドに座って呆れているリドルさんがいた。

「リドルさん!?え?今何時…?」

「おはようユウ、少し早めに起きてもらったよ。ごめんね。」

「いえ、でもリドルさんは大丈夫ですか?まだ学校行く時間まで2時間くらいありませんか?」

私は不思議だった。
確かに昨日、朝迎えに行くとは言われたけど2時間前だとは…

「少し話もあるからね。それに、君のために制服を用意してもらったから着るといい」

「えっ!?」

周りを見渡してみるとそこには制服がかかっていた。
しかし、男子用のである。

「リドルさん、これって…?」

「あぁ、この学園は男子校だからね。学園長が男子用の制服にしてくれた。」

「へぇー…。ありがとうございます。でも…」

「でも…?」

私は口が開けなかった。
正直な話、私は女だ。
女の子となると、胸に関してはどうしたらいいのだろう。
このまま学生服を着れば間違いなくバレる。
確かに胸は小さい方だったが、流石にこのまま着たらバレる。
このことをリドルに話すとなるとどうだろうか?
リドルだって、ここに通う1人の男子だ。
その事を考えると口が開けなかった。

「…大丈夫かい?まだ、怖い?」

「へっ?」

急に喋りかけてきたので変な声を出してしまった。
私は恥ずかしくなり顔を隠す。

そしたら、たからかな笑い声が聞こえてきた。
顔をおおっていた手を取り、彼を見てみるととても楽しそうに笑っていた。

「はぁ、多分体型のことだろう。安心していい、制服は少し大きめのをお願いしたからね。隠れると思うよ。」

私は顔が火照る感じがした。
そう、彼には図星だったようだ。

「大丈夫、君が女の子なのはこの学校の教師達と僕、そして君の秘密だ。僕は部屋を出るから早く着替えて。」

そう言って彼は部屋を出た。
リドルさんって、やっぱカッコイイな。そう思いニコニコする私「リドルさんの事もっと知りたいな」って1人で着替えている時ボソッと独り言を漏らした。





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