第14章 逢瀬
「今日はわたしが杏寿郎さんを気持ち良くさせたい」
唇で…
火照った頬に上目遣いでそんな事を言われては堪らない。
目はついついの唇を捕らえてしまう。
「無理しなくて良いんだぞ?」
言葉とは裏腹に、その唇に…と想像するだけで硬かったソコはドクドクと更に熱を持って反り返っていく。
正直男として嬉しくて堪らない。
ただ理性が飛んでしまいそうで気が進まない部分もある。
「無理してないよ?
初めてだから上手じゃないかもしれないけど…」
そう言いながら杏寿郎のズボンを下げていく。
「…苦しかったら止めるんだぞ?」
一生懸命なの気持ちに答えて身を任せる。
全て脱ぎ去り、ソファに座り、の前に曝け出す。
からすればこんなに近くで見るのは初めてだろう。
いつもトロトロに溶かして理性も何も飛ばして突っ込まれている状態だから。
「あまり見ないでくれ。
歯を立てずにな」
恥ずかしそうに見つめるの頭を撫で、唇を誘導する。