第13章 男子会女子会
「という事があったので、ふぁ…キスマークは控えてください」
夜、布団の中で今日の出来事を杏寿郎に話す。
暖かい杏寿郎の腕の中、寝不足も相まって話しながらももう瞼は閉じかけている。
「それは少女達に悪い事をしたな!」
そう言いながらに覆いかぶさり、スッ、と胸元を広げ痕をなぞる。
「んっ」
少し漏れた甘い吐息に気を良くし、今さっき言われた事を忘れたかのように肌に吸い付き、また痕を残していく。
「杏寿郎さん?ダメだってばっ…」
「は寝て良いぞ?
おやすみ」
おやすみ、と言う割には寝かさないという様な手付きでの身体をなぞり始める。
「っ…ふ、ん…も、ほんとに今日はむ、りっ…」
「そうか…」
いつも上がっている眉がシュン、と下がる。
「(うっ…その顔ズルい)」
悲しそうな杏寿郎の顔はズルい。
つい甘やかしてしまう。
「(明日1日行けばお休みだし…)っ、1回だけね?」
途端に眉が上がる。
「承知した!
それにもう準備は出来ている」
の脚を割り開き、その間に腰を落とし、もう既に硬くなった杏寿郎のソレをパジャマ越しにの中心に擦り付ける。
「やぁっ、もうっ…?」
「俺は毎晩でも抱きたい。
を腕に抱きしめただけでも欲情してしまうんだ」
男の色香を纏った眼で見つめられ、グンっとの身体の熱も上がる。
「杏寿郎さん、ズルい…
わたしだって…」
杏寿郎の指を取り、自分の秘部へ誘う。
クチュ…
「!」
「んっ」
杏寿郎がその気で触れれば、すぐに濡れてしまう身体になってしまった。
頬を染め、欲望に潤んだ瞳で見つめられれば、先程よりも大きく主張する杏寿郎の下腹部。
「よもや、こんな誘われ方をされるとは思わなかった…
誘ったからには1回で終わると思うなよ?」