第2章 出会い
また学校でー!と外まで見送ってくれた竈門くんにほっこりしながら学校へ向かう。
竈門くんみたいな良い子と知り合え、なんとか明日から通えそうだと自信を持ち、そのあとは近所散策を続けた。
♢
─余談
「炭治郎、まだパンはあるか?」
「あ、義勇さん!いらっしゃいませ!」
が出ていってから暫くしてキメツ学園の体育教師、冨岡義勇が炭治郎のパン屋へ訪れた。
「義勇さん、さっき明日から来る新しい英語の先生がウチの店に来ましたよ!」
「新しい教師?」
「あれ?まだ話があった訳じゃないんですね?
先生だそうです!」
「…だと…?」
「お知り合いですか?」
「(その名前は…すぐに煉獄に教えてやらなければ。
だがまだあのかはわからない。
それに新しい教師が入ってくるなんて話は)俺は知らない。」
「そうなんですね!」
微妙に噛み合うこの兄弟弟子。