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オレンジ色の恋模様<流川楓>

第59章 涙の味がする





「おい。」


付き合い始めてわかったこと。
はすげー甘ったれで、すげー泣き虫だ。


「…。」
「まだ泣いてんのか?」


そして、一度ヘソを曲げると長い。


「…だって。」
「…はぁ…。」


目じりに涙をためて、キッと睨まれる。
それでもオレは、が好きなんだからしょうがない。


チュッ


「なっ!!!」
「涙止まったか?」






































涙の味がする
涙へのキスは、しょっぱい。




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