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オレンジ色の恋模様<流川楓>
第53章 指先から溶けてしまいそう
よく日のあたる窓際。
暑い日差しに照らされて、白い肌が焼けそうだ。
それにしてもよく寝るヤツだな…。
そー言えば…。
こいつの頬に触ったことないな…。
なんだかんだで、触り損ねてる。
今なら触れるかな…。
流川を起こさないように、そっと、そっと…。
あ、やっぱりあんまり柔らかくない。
男なんだな。
でもすべすべしてるな…。
うわ…。
なんか恥ずかしくなってきた。
指先から溶けてしまいそう
はっ!私、もしかしなくても痴女か?!
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