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オレンジ色の恋模様<流川楓>
第31章 まっすぐ君に届くのなら
それは、練習でも試合でも
はオレのダンクが決まると手放しに喜ぶ。
ダンッ!!
「おー!!すごい、すっごいよっ!!流川!!」
その姿が、サルみてーにかわいい。
そう思うから、必要以上にダンクを決めたくなる。
「こら、流川。」
「……なんすか?」
「ちゃんが喜ぶからって、ダンクし過ぎ。」
しょーがねーだろ。
その喜ぶ顔が見たいんだから。
「はー。もう、言っちゃいなさいよ。」
「………ムリ。」
まっすぐ君に届くのなら
こんなに苦労はしねー。
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