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親愛なる君へ

第9章 ありがとう


今までたくさん愛してくれてありがとう、、、
俺を応援してくれて、励ましてくれて、
支えてくれて、ありがとう、、、
たくさん、、、
たくさん、、、
ありがとう、、、。

最後は笑ってさよなら出来るか解らないけど、、、
もしちゃんとさよなら出来たら
前に向いて旅立てる気がするんだ。
君を置いて行きたくなかったけど、、、。

今は、何か楽になった感じ。
不思議な感じ。
飛べそうな感じ。
やっと自由を手に入れた。
もう迷わなくていいんだよね?
、、、迷わない。

泣かないで?
俺は居るからねっ?
体は無くても心の中で生きてるから。
君を守ってあげるから。

だから悲しまないで欲しい、、、
笑って?ほらっ笑ってよ??

その笑顔が大好きだった。
たくさん触れていたかった。
もうしたくても出来ないけど
俺は君を愛していたよ、、、

はじめて出会った土砂降りの雨の日、、、
ねっ、雨の日は俺を思い出してくれるかな?
たまには思い出してくれよ?
愛し合ったあの日の事も。寂しいからさ。

俺こう見えて結構寂しがり屋だったんだよ?誰にも言ってなかったけど(笑)
君にだけ、ちゃんと伝えたかったんだ。

言い忘れる所だった。
あの指輪、わざと置いていったの。
俳優になって、はじめて買ってちょっとごついんだけど、君につけて欲しかったから。
大事にしてな!俺の分身だから(笑)

ねぇ最後に、一つだけわがまま言ってもいいかな?
俺の名前呼んで?

いつもくん付けだったからさ、、、
なんか嫌だったんだ、、、
だから呼び捨てして呼んで欲しいんだ。

ほら、泣かないの?
その涙拭ってあげる事出来ないから、、、
悔しいけど、もう出来ないからさ、、、
お願い、名前呼んで、、、
たくさん、呼んで、、、。
、、、ありがとう、、、。
よく出来ました!!
俺、自分の名前好きなんだ、、、
【春生まれの馬】らしいけど、、、
うん、、、好きだ。

でも凄く嬉しい、、、
最後に俺のわがまま聞いてくれてありがとな。

また何処かで会おうな!必ず君を見つけるから。

その日まで、、、。

愛してる、、、。

じゃあな、、、。

親愛なる君へ

春馬。
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