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家政婦さんっ!

第1章 第一章その一 燃えてるね。


「真っ赤だね」
「うん、真っ赤だね」
それはごーごー音を立てて、
「熱いね」
「うん、熱いね」
それは見たことのない勢いで、
「今日は星がきれいだね」
「うん、瞬いてるね」
それは悔しいぐらい輝いていて、
「どうしようか」
「うん、どうしよう」
篠原あやめ、十七歳、本日をもって家がなくなりました。
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