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テンの条件

第10章 現実


かかしサイド 続き

数日後の顔合わせのお見合いの席。

目の前にいるのは、文句ない綺麗で品のある、名のある大名の娘である。

だが…今まで以上にまるで興味がわかない。
俺はどうしてしまったのか‥
俺があまりにぼんやりするため、シカマルが

「今日火影様は、あまり体調がすぐれないようで…」

と気をつかって切り上げてくれた。


りか…どうしているのか‥
きっと無事だよね‥生きているよな…?

あの夕日の下に見た彼女の顔が蘇る。

答えのない疑問を何度も何度も心に浮かべた。
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