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テンの条件

第2章 出会い


私の名前はりか。

平凡な生活をおくっているOLだ。
昔から特に何かがとびぬけてできたわけでもない。
見た目も、美人でもとびぬけてかわいいわけでもない。
普通…そんな言葉がよく似合う凡人とは私のことだろう。

そんなこんなで私は目が覚めたら、どこかで頭をぶつけていたのか後頭部が痛い。

「いたぁ…」

頭を押さえながら、前を見ると目の前には、六代目火影の羽織を着た愛しい人が、三白眼で私を見ていた。

「りか、大丈夫?
昨日派手に転んでたから無理もないけど気をつけなきゃだめでしょーよ。
もし具合い悪いなら、今日は仕事はやめに切り上げて帰ってもいいから」

え?うそ‥かかし先生がいる…
てか私の名前知ってる…
しかも昨日こけたってなんや?
仕事って…なんの?

「へ?いや…その…大丈夫です。
ははっほんとドジですね私って。気を付けます」

とりあえず、話を合わせてみた…が…

「そう?ま、無理はしないこと。
とりあえず、これまとめたから、シカマルに渡しておいて」

「は、はいっ」

わからん…

全然、ここでの自分の設定がわからん!!!

唯一わかるのは、いまかかし先生は六代目火影で、わたしは昨日どっかで派手にこけてて、仕事はどうやら火影側近の秘書かなんかか!?
あのフカフカ浮いてた光のやつ、どこ行った?
普通トリップいうたら、出会いから始まるやろ!
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