第16章 朝の微睡みの中で【綴】 甘裏
その間にも腰を振るスピードを早めて、いづみの1番奥をつく。
「んぁ!////朝から……激しっ」
「昨晩はこんなんじゃなかったでしょ」
「/////い、言わないで」
「あんなに欲しがって、俺の下で鳴いてくれてたのに」
「綴が、ッッ……やん!」
「俺が?」
ニタニタとした顔をいづみに向けると、いづみは綴から顔を背ける。
いづみは声を上げないように、顔をごと手で隠す。
「だーめ、見せて」
「や、やだ///」
綴に隠した手を手首ごと捕まれ、そのまま頭の上に持っていかれる。ジタバタと動くも、綴の掴んだ手はいづみが思ったよりも強く離れなかった。
「いづみ可愛いすぎ」
胸がそのまま露わになる。綴は自分のを抜き差ししながらいづみの胸をしゃぶったり、深いキスをしたりする。
「んっ……んん”””はっ……」
「声、聞きたい」
「恥ず……かしいからや、っ!」
「あんなに欲しがって鳴いてたのに、……分かった。ここ、ついてほしかったんだよね」
「い”っっ///////あっ、あっ、だ、だめ……そこ!あん……そこ、ダメだからぁあ、あああっ/////」
綴は昨晩見つけたいづみの良いところを仕切りにつついていく。いづみからは悲鳴のような喘ぎ声が増えてくる。
次第にいづみの腰は揺れて、喘ぎ声が仕切りなしに漏れ出てくる。
「おくっ、もっと……そこっっ」
「あんまり煽んなよ、っっ」
「そこ、あん。だ、めっ、綴!綴!!んっっぅっ」
「ごめん、俺も中でイかせて」
「来て、綴!中に!いっぱいっっ////////」
ゴム越しに中へと欲を出し切る。
綴はドサッといづみの上にのしかかる。
2人ともやや汗が身体に滲み出ていた。
「……綴、重い……」
「ご、ごめんな」
「あと、寝込み襲うとか……」
「それは起こしても起きないいづみが悪い」
「起こしてくれてない」
「起こしました」
「もっと起こすべき」
「俺は満足」
「……ぎゅうして」
そのままいづみを抱きしめ、ゆっくりと姿勢を変える。絶対隣の至の部屋まで聞こえてるな、と2人で微笑む。
少し経って水分を取り、部屋の窓を開けて身なりを整え再度2人で寝る。
2020.8.7 執筆完了