第1章 秘密の秘密【臣、太一】 甘裏
「あ!っ……だめ、臣!そこ1番弱い……からぁ。またイっちゃうよぉ!!」
「いいぜ」
そう言ってピストンを早めていく。
いづみが絶頂に達し、痙攣するかのように身体がピクピクと動いている。
「エロいっす……俺っちまた……」
「……で、いづみ、俺はまだイってないんだが?」
「あの……臣の、もっともっと欲しい……」
「じゃあ、何て言うか分かるよな」
「いじ、わる。しないで」
「いじわる?俺の前で他の男ので気持ちよくなってるのにどっちがいじわるなんだ?」
「む……ぅ。臣、好き、大好きだから臣のをもっともっと下さい////」
「俺はいづみの何?」
「私は臣の恋人です!」
「よく言えました」
先程の苛立ちの顔はなく、いつもの優しい笑みで、それでいて妖艶の笑みで再び激しくいづみの奥深くまで突いていく。
その振動の度に胸はたぷんたぷんと揺れていく。
下から見上げるように太一はその光景をみて、下半身がまた熱を帯びる感覚に陥った。太一は再び胸を揉みしだき、いづみと舌を絡めるような深いキスをしていく。
「ぁ!臣……だめ。臣、好き、大好き……」
「っ……今言われると」
「イっちゃう。イッちゃうー!ぁあ」
「一緒に……っいづみ、いづみ、大好きだ!!っっ」
中へと欲を吐き出していき、ずるっと自身を取り出す。
いづみの身体は太一へと全体重寄りかかる。
「……2人のえっち」
力が入らず、負け惜しみのように2人に言い放つと、2人ともいづみの顔をみて再び下半身に熱が集まっていく。
その後、納得いくまで3人で楽しみました。
もちろん、朝食の時間を外れ、左京に臣と太一は怒られ、その間すやすやといづみは臣のお布団で眠りにつきましたとさ。
fin
2020.7.13 執筆完了