第1章 秘密の秘密【臣、太一】 甘裏
「んっ……だめ、太一くん。あぁっ。太一くん……」
「いづみさん、っ」
「ダメ、いっちゃ、イ……く」
再び、くたっと臣に全体重で寄りかかる。後ろから臣が耳へとキスをして、太一が唇へとキスをしていく。
「いづみさん、臣くん……俺、もう……」
「いいぜ、挿れてやれよ太一」
太一はゴムをすっと自身にはめて、自身をいづみの秘部にあてがう。先程のテラテラとしているところに擦っていく。
「……ぁ。今イったばっかりだから……んむっ」
意見は聞き入れないというように、臣に唇を塞がれる。
それと同時に太一のが奥深くまで刺さってくる。
はぁはぁといづみの息使いが荒くなっていく。
「いづみさんの中気持ちいいっす」
太一が構わず、いづみの奥を自身で突いていく。
徐々に、いづみの腰が揺れてくる。
「腰、揺らす程気持ちいいか?」
後ろでにこにこと微笑んではいるも、少しイラッとするような表情をみせる臣。2人は与えられる快感に気付かず、はぁはぁと息を切らして快感に溺れていく。
俺も構えと言うように、いづみの胸を弄っていく。
「ぁ!……太一くん……だめ、またイっちゃ……」
「好きっす!例え、臣くんの彼女でも……!気持ちいいっす!俺っちもイきそうっす!イく……っつ」
ゴム越しにいづみの中に太一の欲を吐き出していく。
2人とも快感に溺れ、太一はいづみを抱きしめ、ベッドへと倒れ込む。
「2人とも、気持ち良さそうだったな」
「「へっ……?」」
「自分が思ってるより、俺独占欲、強かったんだな」
そういい、いづみの腰をグイッと持ち上げ、四つん這いのような姿勢を取らせると、今度は臣自身が奥までずっぷりと突いてくる。
今イったばかりのいづみの中に容赦なく動かしてくる。
「ぁっあっ……やん。臣!ぁ。今イったばかり……ぁ。やぁ」
「へぇ。誰のでイったの?」
「た、太一くんので」
「太一の気持ちよかった?」
「……う、……ん」
「そっか。今から誰のかもう一度いづみの身体に教えてやるな」
そう言って臣が更に激しく突いてくる。