第10章 他の奴らなんて知らない【万里】 甘裏
「やっぱり消してなかったんすね」
「当たり前だろ」
「今度何かお礼しますわ」
「俺をこの時間に連れ出したからな。コーラ4本と〇〇の協力プレイ5周でよろ」
「えぐ……」
俺はいづみの鞄を持ち、また抱きかかえる。
「ぁ、万里。今日帰って来ないって伝えとくから。よろしくやれよ」
「うっ……す」
本当にこの人だけは敵に回したくねぇと再確認した瞬間だった。
俺は階段を開けて、合鍵でいづみの部屋へと入る。いつ来ても整理整頓してる部屋だなと思う。
「いづみさん、着いたっすよ」
「万里ーもっとぎゅうしてー」
「どんだけ酔ってんすか」
「酔っれないー」
車に乗って更に酔いが回ったのか、呂律が回ってない。頬は紅くなっていて、俺に抱きついて離れない。仕方なく俺はベッドに座る。
ワイシャツはボタンが1番上にないタイプなので、いづみの谷間が丸見えだった。
ドクンと心臓が大きく波打った。
「いつもはそんなに甘えないくせに」
「らって、万里よりお姉さんだからね!」
自信満々に言ういづみを見て俺は笑った。
笑ったなーと言い俺のほっぺをツンツンとつついてくる。その姿が可愛くて、可愛くて……キスしたくなってきた。
気がつけば俺は唇を塞いでいた。
「……ふぁ」
何とも抜けた声がいづみから出てくる。
いや、いづみが可愛いのが悪いもんな、良いよな。キスをしながらスっとブラのホックを外して、ワイシャツのボタンも取っていく。一気に露わになったいづみの胸に触る。
「ん……だめ、ばん……りぃ」
「何時もより抵抗力ないじゃないですか」
抵抗はするものの、俺の頬を触る程度の力しか発揮されていない。そのまま俺は胸にしゃぶりつく。
くちゅ……ぺろ……
「やん!それ……やん……」
しゃぶりつく度にいづみは身を捩らせていた。そして反対の胸は手で揉みしだく。
「……いづみさん、エッロ」
ベチョベチョになった胸は光で光っていた。
俺はいづみのワイシャツ等全て脱がして、スカートもチャックを外し、パンツも脱がす。ベッドの上に組み敷く。
秘部からたらっと液体が垂れる。