第8章 8
うちがこっちにきて三か月がたった。
もう物語の主人公たちのナルトやその同期たちみんなには、うちの存在は公認されており、みんなとてもいい大人になっていた。
私が香蓮さんのとこにほぼ毎日通っているため、特に病院で働いているさくらとはなんでも話す中になっていた。
「あら、えま!今から香蓮さんのところ?」
「うん、そうなん。今日一時間ほど香蓮さんと散歩に病院の外にでる予定なんだけど、10時にでて11時くらいにはもどるから。担当医師に伝えといてくれる?」
「おっけー。最近香蓮さんも調子いいよね。
かかし先生も一緒にいくんでしょ?」
「うん。メインは二人で私は一応念のためというか、こっそりついていくって感じかな。」
「あんた、忍びでもないのに結構こっそりついていくのうまいものね(笑)」
「まぁ‥なんちゅーか邪魔したくないし、あの二人絵になるから遠巻きに見ててもあきないというか…」
「ふーん。どーせあんたが見てんのは、かかし先生がメインでしょ(笑)」
「…やっぱわかる?(笑)」
「わかるわよ、あんた時々自分の顔から漏れ出る感情しまいなさいよ、ばれたくなきゃ」
「それができたら苦労しねーじゃん。
それに、うちはいいの。見てるだけで。かかし先生と香蓮さんの幸せが一番今は大事なんや」
「‥そっか。うまくいかないものね。
ま、とりあえず担当医師には伝えとくし、気を付けていってきなさいよ」
「うん。ありがとさくら。またね!」