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触れる度に愛を知る【ハイキュー】

第6章 文化祭 *


「大丈夫だよ、いっぱい寝たから大分良いよ」

聖臣達に悟られないように、ニッコリと笑顔をつくって大丈夫だと言い張る。

「あのさ、沙耶と佐久早との距離近くない?」

「えっ?そんな事ないよ、いつもそうじゃん」

「ふ~ん、佐久早のその過保護っぷりはいつもの事だとしても、くっつきすぎって言うか、カレカノみたいに甘いだけど。

昨晩、何かあった?」

結衣ちゃんから、まさかの爆弾投下してくるとは思ってみなかった。

聖臣と目が合って、昨晩の事を思い出し体が熱くなる。

「マジ?沙耶…まさか喰われたんじゃないよね?」

「ウザい、お前黙れ!」

「佐久早に聞いてない、お前こそあり得ない。

病み上がりの沙耶に、誑かして何やっての」

誑かすって、それって聖臣じゃなくて私が言われるとこじゃない。

「沙耶は、マジ天使で可愛いだから穢れる」

天使って…穢れるって何?

結衣ちゃんが暴走してる。

「はいはい、結衣ちゃん少し静かにしようね。

沙耶も本調子じゃないし、真相はどうあれ食事にしないと休憩終わるよ」

時計を指で指す元也に言われて、時間が無い事を知る。

「あ~やばい時間ないじゃん、沙耶食べよう」

「あっそうだね、教室戻ろうか?」

「大丈夫だよ、先生に許可貰ってココで食べてもいいから」

元也のそうゆうとこは、昔から抜かりない。

人一倍人を良く見て、察してくれるからありがたい。

今朝、征兄が作ってくれたお弁当を開く。

栄養のバランスが考えられたおかずに、くまさんとうさぎさんの顔したおにぎりが可愛くて顔が綻んでしまう。

相変わらず、手慣れていると言うか器用だな。

「カワイイ~沙耶のお弁当」

「征兄、聖臣のお兄さんが作ってくれたんだ。

本当器用だよね、聖臣もくまさん入っている?」

聖臣の弁当にみんな注目がいく。

「げっ!!くそ兄貴!」

頭を掲げて恥ずかしそうにしているけど、何だかんで聖臣もお兄ちゃん子だから、内心は嬉しいと思うんだよね。

「カワイイ!!」

「わぁ、マジすごいじゃん!征兄ってやっぱ器用に作るよね。

あっ!でも、このくまとうさぎのおにぎりって、小さい頃よくお腹すく俺らに作ってくれたっけ?懐かしいよな」

元也が、嬉しそうに笑うからこっちまで嬉しくなる。
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