第6章 文化祭 *
聖臣side
戻ってきた瞳は、潤った目で訴えてくる。
「意地悪…怖い…っていたのに…」
泣きながら訴える沙耶を無視して、白濁した避妊具を取り、沙耶を抱き締めた。
ポロポロと落ちていく涙は、さっきまでの情交に逆らえず生理的な涙と違い、怖さが募って泣いているようにも見える。
「ごめん…沙耶が、俺から逃げるからついな。
優しくしてあげたいけど、逃げると追いかけたくなるし捕まえて離したくなくなる。
それに…先に忠告しただろう?沙耶が、泣いても懇願しても止められないって」
そう言いきれば、頬が膨らんで顔だけそっぽを向いてしまう。
「何度も待ってって…言ったのに聞いてくれな…かったから…いつもの聖臣じゃなくて…怖かった」
力のない細い腕を俺に向けて伸ばして、子猫の様に甘えてくる。
「聖臣…ギューッして…」
「おいで沙耶」
動けない沙耶を起こし抱っこしながら、長い髪を梳くと、くすぐったそうに笑っている。
この笑顔が見たかった。
沙耶の嬉しそうに笑う顔が、一番好きだ。
触れるだけのキスをして、今度俺が、沙耶の胸にすり寄る。
「甘えん坊さん」
お互いクスクス笑い見つめ合う。
「もう一回、沙耶を抱きたい」
ストレートに思いをぶつけて、沙耶の左手を取り指先を舐めていく。
「うんんっ、その触り方エロい」
「沙耶のその表情の方が、エロいから」
「優しく抱いてくれるなら、いいよ…」
「善処する…」
啄みながらキスをして避妊具を欲棒にはめていく。
「沙耶、腰を少し上げて」
沙耶の腰を浮かせた状態で、俺の足に跨らせ対面に座らせる。
秘部に欲棒をこすりつけ、往復する度に『クチュ、クチュ』を音を立てる。
首筋に吸いつくと赤く染まる花弁に、笑みを浮かべて胸へと移動する。
右胸の先端を舐めまわし吸いあげ、左胸は覆い被せないほど揉むと、たどたどしく頭を抱き締めてくれる。
優しく甘やかされているのは、どっちかと考えるが、沙耶の 紅潮 した顔を見ると加虐心が疼く。
今度は、右胸を揉みながら左胸の先端を引っ張って甘噛みすると、甘く鳴いて縋りつくように抱き締めてくる。
ジュルっと吸い付きながら、沙耶に微笑んだ。