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あの人を支えたい、ただそれだけ…

第1章 緊張……。



スタジオの近くにあるカフェに入った。

江「何でも好きなの頼んでね〜!」
『いやいや!悪いです!!』
江「ここは僕に払わせて!僕から誘ったんだし!!」
『はい、ではお言葉に甘えて…』

安いものを選ぶとそんなのでいいの?と聞かれ、もう少し高いものを選ぶとニコッと笑った。


江「すみませーん!」
店「はい!」
江「フルーツパフェ1つとコーヒーを1つで!」
店「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ。」

私だけ食べても良いのだろうか。

『江口さんは何も食べなくて良いんですか?』
江「うん!あんまりお腹すいてないんだ〜」


店「お待たせしました。フルーツパフェとコーヒーでございます。
失礼します、ごゆっくりどうぞ。」

『あ、少し食べますか?実はこれだけも食べれなくて……。』
江「え?いいの…!?」

子供のように目を輝かせていて少しかわいいと思ってしまった。


姿だけを見ればカップルのようにも見えそうだが、話している内容は仕事の事ばかり。


しばらくして電話がかかってきた。

佐々木さんからだった。

『すみません。』
江「いいよ〜、出ておいで!」


佐「急にごめんね〜!もう家に帰ってる?」
『あ、いえ。今江口さんとカフェに寄っていて…。』
佐「あら、そうなの?まあ色々気をつけなさいよ〜」
『はい、私はお断りしたんですけど……』
佐「まぁ、あの子もあなたを思ってした事なんだし、あまり責めないであげて!」
『はい…!』
佐「あ!それでね、ここからが本題なんだけど
明日からあなたにも本格的にマネージャー業をしてもらう事になったのよ!」
『本当ですか!?』
佐「えぇ!それで誰についてもらうかなんだけど……」

緊張する…。

佐「西山宏太朗に決まったわ!」

えっあの西山宏太朗さん!???

佐「今カフェにいるのよね?」
『はい!』
佐「じゃあ、今日中に顔合わせしてもらうからそっちに向かってもらうように言っておくね!」
『分かりました!ありがとうございます。』

本音を言えば斉藤壮馬さんのマネージャーになりたかった。
でも、初めから夢が叶うなんて思ってない。

これから頑張るぞ…!!!
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