第6章 距離
岩泉に掴みかかりそうな菅原を咲弥が押さえる
咲弥「待って!やめて孝支!!」
岩泉「オレ達だってもっと守り方が他にあったんじゃねーかって悩んださ!でもオレ達が一緒に居すぎるともっとこいつへの当たりが酷くなった!中坊の考え方なんて浅いんだよ!だからあん時のメンバーはみんな咲弥の事を心配してる!今でもな!家族を心配すんのと同じように!」
菅原「…………」
岩泉「だから頼むわ…」
菅原「え…?」
岩泉「及川が咲弥に近づくの出来る限り止めるつもりだ…でもそっちでも咲弥を…頼む…」
咲弥「い、わちゃん…」
菅原「当たり前。咲弥は今烏野バレー部の女神だからな!(ニコッ)」
咲弥「え!?ちょっ、女神って何!?」
菅原「え?武田先生も言ってただろ? ww」
咲弥「やめてーー///」
岩泉「お前のそんな楽しそうな顔久々に見たわ(ニッ)中1ぶり…か?(咲弥に伸ばしかけた手をおろす…)ま、試合よろしく」
菅原「あ、おう!」
咲弥「岩ちゃん…ありがと…(ニコッ)」
岩泉は片手を挙げて体育館に戻って行った
菅原「咲弥、オレらも戻るべ?」
咲弥「うん。孝支も…ありがとね?//」
菅原「気にすんな!当たり前だ!(ニコッ)」
咲弥「へへ///」