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【ハイキュー!】もう1つの物語

第6章 距離



《帰り道》



咲弥「大地…よかったの?」


澤村「まぁ、スガが決めた事だしな…」


咲弥「そうだけど…」


澤村「スガが心配か…?」


咲弥「そりゃあね…だってずっと頑張ってきたんでしょ?なのに相手に言われたからって…」


澤村「まぁスガはそれで諦めるヤツじゃないだろ?」


咲弥「うん…」





澤村「あ、お前も肉まん食うだろ?」


咲弥「ちょっと迷ってる…」


澤村「なんで迷うんだよ?wオレの奢りだぞ?」


咲弥「だって太りそう…」



(プニプニ)



咲弥「ほっぺた摘ままないでよー」



頬から手を離しまた話し始める




澤村「お前はもっと食った方がいいと思うぞー」


咲弥「大地はほんとに女心分かってないなー」




――――――――――――――――――――――――


《坂ノ下商店前》


コソコソ…


影山「あの二人って付き合ってるんですか?」


菅原「付き合ってない。ってか付き合ってたらみんな発狂だろ…」


田中「でも完全に二人の世界っすよねー」


日向「声かけますかー?」


菅原「いや、もう着くし待ってよう」


――――――――――――――――――――――――



澤村「女心って…オレはお前が太っても好きだぞ?」






その一言を発した時には坂ノ下商店目前で
みんなにもバッチリ聞こえていた




咲弥「え…あの…?」(今のは…どういう意図で…?)




日向・影山・田中「「っ!////」」




菅原「大地…」


澤村「ん?スガ?」


菅原「今のは咲弥への告白ですか?w」


澤村「は?」




菅原にそう言われてから
自分の言った言葉に赤面する…



澤村「あ、い、いやいや…違う!ん?いや、違わないけどそう言う事じゃないって!!」




菅原「ククク…ww大地焦りすぎだべや!」



澤村「に、肉まん買ってくる…」



菅原「逃げた」



咲弥「心臓に悪い…寿命縮んだ…」






みんなで肉まんを食べながら
次の練習試合に気持ちを向けた。


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