第12章 宿敵
武田「目立たないですね…」
繋心「は?」
武田「うちの影山くんは素人が見ても凄い感じがビシビシ伝わってくるけど音駒のセッターくんは何か凄い事をやってるのかもしれないけど見ててもよく分からない…」
繋心「それはあの安定したレシーブのせいだ…多彩な攻撃をしかける為に何より重要なのはセッターの頭上に綺麗に返ってくるあのレシーブだ…あのレシーブがあるから向こうのセッターは本領発揮出来てるんだ。セッターである影山が圧倒的才能で凸凹のチームを繋ぐ烏野ならセッターである孤爪を全員のレシーブで支えるのが音駒…」
咲弥「試合前のかけ声で鉄朗が言ってた言葉そのものです…皆が血液であり酸素…脳である研磨が正常に働く為に安定したレシーブがある…」
ピッ!
~音駒 24-22 烏野~
咲弥「音駒のセットポイント…」
日向「影山!次こそ“バシッ”っと決めるからトスくれ!!」
影山「今、相手のセットポイントだ…ミスったらこのセット落とすぞ?」
日向「ぅひっ!?…分かってる……決める!」
ピッ!
音駒のタイムアウトからことごとくワンタッチされてきた日向と影山の変人速攻はついにセットポイントという状況で捕まってしまった…
日向「っ…………」
咲弥「翔陽…」
ピピィィーーー!
犬岡「やっと掴まえた!!」
~音駒 25-22 烏野~
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影山「おい!いちいちヘコんでらんねーぞ?次のセット取り返す!」
繋心「絶対取られないスパイクなんかないんだ…迷うなよ」
田中「次は決めたれ!日向!」
西谷「“ガッ”っとな!!」
日向「…………はいっ!!」
ピィーー!