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《イケメン戦国》時を越えて
第2章 時を越えて〜出会い〜
パカラッ、パカッーーー
体の揺れる振動と何かが掛ける足音で浮上した意識。
「ーーんっ」
ふいに発した吐息と同時に開いた目。
「ここは?」
小さく発した問いに
「目覚めたか?」
声が降って来た。
胸元に収まっていた頭を上げ見上げた先に見えたのは、白銀の髪と琥珀色の瞳をした綺麗な男性。
「…あなたは?」
「俺の名は明智光秀。お前を安土城まで連れて行く。」
「ーーっ…明智…光秀…」
その名を聞いた私は再び意識を手放した。
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