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狼少年と森の主

第1章 全ての始まり


「でさー、みんな俺がミカエルの弟だって言うんだー」
「へー、ユリエルって兄が居るんだ。」
あの後、ユリエルとお互いについて話し合ったり、ユリエルの兄についてを聞いたりして分かれた。
僕の秘密がばれたのになんだか気持ちが軽かった。
ユリエルの口調も随分砕けて、雑な言葉遣いになってきた。
ユリエルってキャラ作ってるんだね、意外。
「いーや、彼奴が弟だ!たぶん!俺が兄貴なんだぁぁぁぁ!」
「いや、僕もユリエルが弟だと思うな。だって君、餓鬼っぽいもん。」
「なっ!?ブルータス、お前もか!!くそう、なんで俺が弟なんだよ?絶対兄貴だろ?頼れるだろ?」
それ、自分でいうかなぁ?頼れないよ。口軽そうだし(酷っ!?)
「ああ、もう次の授業が始まるよ、またね、ユリエル」
「ああ、またなリーマス!」
そして僕らは分かれた。
授業にでたら何故かジェームスとシリウスはいなかった。ピーターはいたけど。
そしてジェームスとシリウスに合わないまま夕食になった。代わりにユリエルに会った。
あともう一人、ユリエルにソックリな人もいた。
でも見分けるのは簡単だ。
ユリエルは太陽のような金色の髪だけどもう一人は月のような銀色の髪。成る程、美少年だ。
「やあリーマス!さっきぶりだね」
「こんにちは、リーマス・ルーピンです。ユリエルのお兄さんですよね?」
ユリエルをさらっと無視して自己紹介をする。
「え、ちょ「こんにちは、リーマス。
俺はミカエル。ユーリの双子の兄だ。」
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