白ひげ海賊団のあるカップルの朝の様子をチラ見しませんか?
第2章 モーニングコール マルコside?
カリカリ......カリカリ......カリカリ......カリカリ......カリカリ..
皆が寝静まり不寝番しか起きていない、いやそれも怪しい朝4時頃
静かな船内の廊下から少しだけ空いた扉から部屋の明かりが漏れていた
そこからは何やら熱心に書き物をする音が聞こえる
......カリカリカリカリカリ.....コト....
暫くするとペンを置く音とともに疲れを含んだ声が聞こえた
その人物は眼鏡を外しすっかりこってしまった肩を回しながら
?「......ー!!......ッはぁ....」
夕食後に各隊長達からの提出書類の確認とサインをし始め、やっと最後の1枚を終わらせたようだ
窓からの微かな光からしてもうすぐ夜明けのようだ
こんなに時間がかかったのは何時ぶりだろうか
ある男が入団してからは夜遅くまでやることが多くなった
?「...もう、朝かよぃ....ったく、エースの野郎まーた適当に書きやがって....」
朝食まではまだ少し早い
?「少し、寝るとするかねぃ....」
パチッ
?「......」
あれから2時間
ベットから体を起こし
机の上にある時計を見るとあと少しで6時を指すところだった
立ち上がり体をストレッチをすると今日着る服に腕を通し部屋を後にした。