第1章 始まりの章
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平和に過ごしていたある日
一人で木に手を使わずに歩いて登る修行をしていた。
この近辺の木で一番高い木にゆっくりと登り、一歩一歩慎重に歩いていく。
……ついに、この時が来た!
「っっっ!できた!!!三ヶ月かかった!でもできた!!!やった…やったぁ、、、!」
なかなかうまく行かなかったチャクラコントロールがここに来てようやくなんとか出来るようになった。
最近森の中で大きな池を見つけたから明日から水面を歩く修行をしよう。
次は一ヶ月かからないように頑張ろう。
そんなことを考えながら森を歩く。
新しい修行場所の捜索のために。
水面が終わったら何にしよう??
ワクワクしながらあたりを散策する。
「なにやってんだ、こんなところで」
何も気配がしなかったのに誰かから声をかけられた。
慌てて周りを見渡すも誰もいない。
「上だよ上。」
声にしたがって上を見る。
「え。……影山レイ……」
ずっと話したいと思っていた人がコウモリみたいに木の枝に逆さ吊りになっていた。
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【主人公 メモ】
・主人公は、5歳で木を歩いて登れたらしい
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