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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第7章 図書館の君 【夢主side】


ぼくは自分の持ってきた本を読み終わると椅子を真横に向けてラビが読んでる資料を覗き込む。

ラビが資料を読み終わるのを待つため。

ラビのことをまだそこまで信用してるわけじゃないけど、この後に待っていることを考えるともうワクワクが止まらない。

自分でも目がキラキラしてるのがわかるけど、もう抑えたりしない。

抑えたところでラビにはワクワクしてるのが伝わってると思うから。

早く読み終われーーって念を送ってみたりもする。

そんなことしてると、


「なにしてんさ?」


って聞かれる。

どうせわかってるくせにこいつはわざわざ聞いてくるのだ。

そうやって聞いてくるときのラビの目がマジでうざい。

ぼくのことをガキだなぁって思ってる目だ。

だから普通に


「なにもしてないよ?」


って答えてやる。

そしたらまた真剣に読み始めるから。
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