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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第3章 作り笑い


「日本かぁ。じゃあ、やっぱりユウみたいに蕎麦好きなんかな?」

「あの子は蕎麦よりご飯派よ。」

「ふーん。日本っぽい柄ってどんなの?」

「これとか、これとか、これとか。」


そう言ってジェリーが指さしたものは、亀甲模様、市松模様、麻の葉模様の3つ。
その3つを見比べて唸る。


「うーん……数分しか顔合わせてないとイメージって湧かないもんさな。」


そうこうしてる間にマカロンが出来上がる。


「ほら、早く選びなさい。」


アユムの髪の毛の色。
闇のような漆黒だけど、光に当たると少し緑に光る。
それを思い出し、緑っぽい色の市松模様の袋を選ぶ。


「これ!」

「いいの選ぶじゃない。センスあるわね。」


ジェリーに褒められる。ちょっと嬉しかった。

そしてオレはラッピングされたマカロンを持って図書館に向かった。
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