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右を左 【気象系BL】

第3章 心地よい朝



「まー…怒ってる?」

美味しい朝ごはんを食べた後、ソファーでのんびりしている俺の横に座る。

少し上目遣いで顔を伺いながら俺の手を握った。

「ねぇ。まー…」

ダメだ。その顔、可愛すぎる。

「怒ってないよ。おいで、潤。」

途端に嬉しそうな顔になって、腕に絡みついて肩に頭を乗せる。

ほんとに俺の扱いわかってんだから。

「潤ちゃん。」

「んんっ…んっ…はぁ…まー…」
「潤、もっとほら。おいで。」

横向きに俺の膝に乗せて、しっかり抱き寄せる。

潤の腕も俺の首に巻きつく。

膝までしっかり引き寄せて、体を密着させると温かい体温が心地よく広がる。

「潤ちゃん…好きだよ。」
「ん…俺も…まー、好き。」

「仕事から帰ってきたら、潤ちゃんのこと頂いていい?」
「ふふ、まーの変態。」

「そんな俺、嫌い?」

「大好きだよ、まー。」

そっと唇が重なった。
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