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BLEACH 叶わない願いをそれでも願う
第7章 その日 口火を切る
思い出の話を終えて、ふっと息をはく。
他に音はない静かな空間が、少し耳に痛い。
どうしてか居た堪れなくて、つい眼鏡を直してしまう。
その理由を考えて見れば、かなりの長話で、しかも内容があまりいいものではないなと自分で思ってしまった。
話したいと自分で決めて、したこと。
それでも、話したことで更に石津さんを困らせたりしてはいないかと、内心不安だった僕は彼女へと視線を向けた。
思わず、ギョッとした。
ただ静かに涙する石津さんが、そこに居たから。
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