第4章 過ぎゆく秋空の日々
結果は、見事高得点を出して追試を終わらせることが出来た。
浅野さんも同様で、2人で手を取り合って喜んだ。
みなさんにも報告をすると、お疲れ様会をしようと有沢さんと井上さんの発案で、またもやカラオケと初めてのゲームセンターに行く事に。
黒崎さんは苦虫を噛み潰した様な顔をしていたけど、やっぱり参加してくれて。
石田さんはまたのど自慢の勝負を持ちかけたが、またもや引き分け。
ゲームセンターではホッケーなる遊びで、男性陣と真剣勝負をした末に見事勝利を収めた。
はしゃいで笑って、みなさんとのひとときはすごく楽しい時間になった。
過ぎゆく時間は早く、季節も移り変わろうとしている。
秋から冬へと。
私はこんな時間が、これからも続くようにと夜空に祈る。