第12章 発情メイドと欲張り王子 レオナ・キングスカラー
「あ、んんっ、も、いや…やめてくださ、あああっ?!」
勢いよく男根が蜜壷に入ってくる。
先っぽがナカのザラザラした弱い所を見つけては何度も引っ掻いてきて、私は立っていられなくなり、前向きに倒れそうになり、そこを茶髪の男が脇を持って制すると、膝立ちになり、乳首を口に含んだ。
「やめたきゃちゃんと抵抗しろよ、ほら」
「ひゃああっ!」
パシン!とお尻を叩かれ、私は軽くイッてしまう。
パタパタっとカーペットに水滴が落ちた。
「尻叩かれて喘ぐだなんてとんだ変態女だな」
「ちがっ…!あぁんっ!ちくびぃ…噛むの、やだ…ひうっ!」
じゅるじゅると下品に音を立てて乳首を吸ったり、噛まれると頭の奥がぼんやりしてくる。
「や、も、やらぁ…!あぁう、ん、は、あぁ…!!たすけ、て…」
これ以上されてしまったらおかしくなる。
視界が涙で見えなくなり、頬を伝っていく。
「おい、何してる」
低いドスの聞いた声が聞こえた。
男たちは振り返ると青ざめた顔をして
「れ、レオナ様!!」
と叫び私から離れる。
急に解放された私はぺしゃりとカーペットに座りこんだ。
「誰のものに手ぇ出したか…分かってんだな?」
喉奥から低い威嚇する鳴き声が聞こえてきて男たちはすっかり縮み上がって、大きな声で謝罪をすると廊下を一目散に走り去ってしまった。
「れ、レオナ様…あの、すいませ…」
怖くて目を合わせられなかった。
するとふわりと身体が浮き、レオナ様に横抱きにされていた。
「え、あの…レオナ様…」
「喋んな」
顔を見てみるとレオナ様は額に青筋を立てていた。
怒っている。
私はしばらくするとレオナ様の自室のベッドの上に投げられた。
顔面からダイブしたせいで鼻先が痛くなってきて、じわりと目頭が熱くなってくる。
「こっち向けよ」
レオナ様が私の肩を掴んで仰向けにしようとしてくるが、私はそれを拒む。
肩を掴む力が強くなってきて、痛みを覚え始める。
「向け!!」
荒々しく声が放たれて、私は肩をビクつかせるとその一瞬の隙を狙ってレオナ様は私を仰向けに寝転がした。